短刀 村正

短刀 銘 村正
(附)茶漆塗合口短刀拵
Tanto(Muramasa)
詳細説明
村正は伊勢国桑名の刀工で世に言う“妖刀村正”である。
その由来は、家康の祖父清康と父広忠は村正の刀で暗殺され、長男の信康は切腹させられる際に村正の刀で介錯され、家康自身も村正の槍で負傷したという処から徳川家にとっては、不吉な刀として嫌われるたと伝えられている。一説には村正帯刀禁止令がだされたとも言われている。そのためかなり多くの短刀は銘の部を削り取ったり、改ざんされた作品が多い。妖刀村正は逆に徳川家に対して好意を持たない大名は、積極的に村正を求めたと言われております。
だが、村正を妖刀として恐れたという話は後世の創作で、実際には家康は村正を好み、尾張徳川家に遺品として徳川美術館に残されている。
特別保存刀剣
NBTHK TokubetsuHozon Paper

(公財)日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書
NO.K0091
刃長:22.7cm (7寸4分3厘) 反り:内反り
元幅:2.0cm 元重:0.4cm
参考品
国:伊勢国(三重県)
時代:室町
時代後期
登録証
東京都
昭和26年5月8日
形状:平造、三ッ棟、身幅尋常、重ね薄め、内反り。
   鍛:板目肌流れて処々柾ががり、地沸厚くつく。
刃文:直刃調に小互の目、小のたれ交じり、砂流しかかり、小沸つき、匂口明るい。
帽子:僅かにのたれ込み、深く返る。
彫物:表に「七難即滅」、裏に「七福即生」と彫る。
   茎:生ぶ、先細くやや深い片剣形、鑢目不明瞭、目釘孔二中一埋
白鞘・茶漆塗合口短刀拵・金着二重ハバキ
 「七難即滅 七福即生」は、仁王経に説かれている経文で、「あまたの災難はたちまち消滅し、多くの福徳に転ずる」 という転禍為福の考えから七福神への信仰が生まれたのです。
即ち、世の中の七つの大難はたちどころに消滅し、七つの福が生まれるということ。
つまり「難を滅ぼし福を呼ぶ」という意味です。七難とは?
太陽の異変、星の異変、風害、水害、火災、旱害、盗難七福とは?
寿命、有福、人望、清簾、威光、愛敬、大量

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村正

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