短刀 村正

短刀 銘 勢州桑名住村正作
Tantou(Muramasa)
詳細説明
村正は伊勢国桑名の刀工で世に言う“妖刀村正”である。
その由来は、家康の祖父清康と父広忠は村正の刀で暗殺され、長男の信康は切腹させられる際に村正の刀で介錯され、家康自身も村正の槍で負傷したという処から徳川家にとっては、不吉な刀として嫌われるたと伝えられている。一説には村正帯刀禁止令がだされたとも言われている。そのためかなり多くの短刀は銘の部を削り取ったり、改ざんされた作品が多い。妖刀村正は逆に徳川家に対して好意を持たない大名は、積極的に村正を求めたと言われております。
だが、村正を妖刀として恐れたという話は後世の創作で、実際には家康は村正を好み、尾張徳川家に遺品として徳川美術館に残されている。この短刀は、銘字の書風及び茎仕立から二代村正と鑑せられるもので、出来がよいのみならず、地刃が健全であることが好ましい。
第46回重要刀剣
NBTHK No,46Jyuyo Paper
(公財)日本美術刀剣保存協会
第46回重要刀剣指定書
NO.K00142
刃長:26.9cm (8寸8分7厘) 反り:0.2cm 元幅:2.8cm
元重:0.8cm
参考品
国:伊勢国(三重県)
時代:室町
時代後期
登録証
兵庫県
形状平造、三ツ棟、身幅広く、寸延びて、重ね厚く、先反り浅くつき、フクラ枯れごころとなる。
:板目肌、地沸つき、地景入る。
刃文:小のたれに互の目、処々互の目が二つ連れた刃交じり、表裏の刃揃いごころとなり、足入り、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかり、棟を焼く。
帽子:乱れ込んで先小丸、返りを深く焼き下げ棟焼に続く。
:生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一
白鞘・金着二重ハバキ

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