靖國刀 靖憲

刀 銘 靖憲
昭和十二年二月吉日
  Katana(Yasunori)
詳細説明

小谷靖憲は本名を小谷憲三といい、明治42年1月7日生まれ、主任刀匠である梶山靖徳の甥であり、昭和8年7月8日に先手として入会、昭和10年7月1日、林銑十郎陸軍大臣より刀匠銘「靖憲」を授名、同年に靖国神社奉納刀、11年には盛厚王成年式用御太刀(東久邇宮家)制作の栄誉、昭和14年3月に後鳥羽院700年祭奉賛会奉納刀、昭和15年11月皇紀2600年記念奉納刀、昭和16年には第40代内閣総理大臣でもある陸軍大臣東条英機の依頼により熱田神宮奉納刀製作、その他陸海軍大学校の成績優秀な卒業生に贈られた御下賜刀製作13口などの作歴を誇り、昭和13年より自宅に鍛錬所を設けて「武憲」名で製作したことでも知られる。昭和20年8月15日香川県で終戦を迎える。平成15年3月1日没。

大正七年(1918)月山貞一、84歳、同九年の羽山円真、75歳、同十五年宮本包則、97歳の相次ぐ没後は新々刀期の掉尾であり、名だたる刀匠がいなかった状況である。昭和八年(1933)は近代の刀剣史上で記念すべき年であり、二つの刀剣鍛錬所が開設された。昭和八年七月五日、衆議院議員の栗原彦三郎(刀匠銘:昭秀)は自邸(旧勝海舟亭)に日本刀鍛錬伝習所を開設、また(財)日本刀鍛錬会は六月二十五日に九段の靖国神社境内に鍛錬所を完成させた。以降十二年間の同会の解散まで8100口の日本刀が誕生し「靖国刀」と呼称されている。
創設には後に主事となった海軍大佐:倉田七郎らが尽力し、草創期の主任刀匠として宮口靖広、梶山靖徳、池田靖光などがいる。鍛錬会では、主として通常の軍刀の制作や陸海軍大学校の成績優秀な卒業生に贈られた御下賜刀(所謂恩賜の軍刀)などの制作を行っている。現在でも鍛錬所の建物は靖国神社境内に残っているが、内部は改装されて茶室になっている。
日本刀の主たる素材である玉鋼や銑鉄の製産は大正末年をもって途絶していたものを靖国鑪として再興し高品質の玉鋼の供給を可能とし、その伝統は現在の財団法人日本美術刀剣保存協会の「日刀保たたら」として蘇り今日の鍛刀を支えている。また伝統の技法を踏襲することに固執し、すべての作品を審査を経た品質管理を実施して水準の確保が堅持された。

保存刀剣
NBTHK Hozon Paper
(公財)日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
NO.K00128
刃長:69.9cm (2尺3寸0分) 反り:1.7cm
元幅:3.1cm 先幅:2.1cm  元重:0.8cm
HOLD
560,000円
(税・送料込)
国:広島県
時代:昭和
登録証
栃木県
平成二十九年発行
形状鎬造、庵棟、身幅ほぼ尋常
:小目肌に杢交え、流れごころとなり、地沸つく。
刃文:直刃調に小互の目、小のたれ交え、小足入り、沸深くつく。
帽子:直ぐに小丸に返る。
:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目切、目釘孔一
白鞘・銀着一重ハバキ

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刀 靖憲

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